ITコンサルティング・コーチング
ITコンサルティングの実際
6.
システム納入・稼動準備
システム開発プロセス
コンサルタントの仕事
1.
納入時の為の業務確認テストの準備
・確認方法とテストデータ作成方法を提示
2.
稼動前のユーザ教育マニュアル、カリキュラムの作成(SIベンダーからパッケージ操作マニュアル等を受領、参考データも提示約束)
・エンドユーザ教育のポイント、マニュアル作成のポイント提示
3.
SIベンダーからのパッケージ受領テストと納品作業(SIベンダーとユーザのテスト分担)
・パッケージ受領テストの注意点とSIベンダーへの留意点別途提示
・SIベンダーはテストデータを提示
4.
開発トラブル対応
・トラブルは必ず起きる。対応策は別途提示。
7.
システム受領とユーザ教育
システム受領と検収とは別物です。ユーザ教育にはこのシステムの導入効果の全てが掛っています。システムは皆さんに使って頂いて初めて価値を持ちます。もし使われなければ“只のゴミ”ではありません・・・“高価なゴミ”です。
システム開発プロセス
コンサルタントの仕事
1.
システム受け取りとユーザ教育
・教育スケジュール、教育場所、方法は予め決定
・本番稼動のスケジュールも予め決定(一斉又は順次稼動)
・システム受領の条件別途提示
・ユーザ教育の注意点別途提示
・ユーザの情報利用スキルで教育内容スケジュールは大幅に変化。
・利用状況が把握できるシステムを予め用意。会計ルーチンも重要。
8.
システム検収条件と支払い
終盤の一番重要な決断の時。勘や情実で決めては背任罪ですぞ! ここで判を押し、お金を払ってしまえばSIベンダーはもう何もしてはくれないと心得なさい。家の新築と同じです。
システム開発プロセス
コンサルタントの仕事
1.
導入効果の測定(稼動後一定期間後)
・出来れば予め契約上ここで効果確認後パッケージ代金は支払う様にしておくとベスト。
2.
システム終了宣言
・所定の効果が出ればシステムの終了を宣言。
・システム終了報告書については別途提示。
3.
所定の効果が出なければ
・予定と実績の乖離を正確に把握
・自社対策とベンダー対策に分け対策チームを編成して対処
・対策を策定後上司へ報告
・予めの契約が無ければSIベンダーはここからは全て有償化される。
・コンサルタントの本領は有事に発揮される。
9.
システム終了宣言
以上の開発ステップを忠実にトレースすれば動かないシステムとか効果の出ないシステムとかは有り得ない。何時でもハッピーエンドである。
ハッピーエンド
・コンサルタントもにっこり。
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