ITコンサルティング・コーチング

ITコンサルティングの実際

1. コンサルティングの有効性
1. 問題解決のノウハウや技法の提供・コーチ
2. 他社での経験の活用
3. 適切なアドバイス
4. 利害やしがらみの無い客観的な立場での思考
5. 社内での外部意見の受け入れに対する容易性
6. 外部刺激による社内組織・プロジェクトの活性化
7. スピーディーな社内人材の育成

2. コンサルティングの種類
1. 戦略系コンサルティング
経営戦略、事業戦略、等を策定。更にPDCAも請け負う。
2. 業務機能・業種系コンサルティング
人事、経理、マーケティング等の業務戦略と流通、小売、食品、病院等の業種戦略をコンサルティングする。
3. システム系コンサルティング
IT導入・運用・メンテナンスに関する綜合コンサルティング。「ITが経営の道具として定着」しつつあり、経営の視点からのコンサルティングが重要。
4. 調査・企画コンサルティング
市場調査、動向調査、とその調査に基づいた商品企画、テストマーケティング等を請け負うコンサルティングの仕事。

3. コンサルティングの進め方(3つのパターン)
1. プロジェクト型コンサルティング
目標達成のため期間と費用を限定してプロジェクトメンバーが協同で作業。外部コンサルも1メンバーとして参画。全社にかかわる業務改革(BPR=Business Process Re-engineering)や情報システムの構築等で活用される。プロジェクト管理能力が鍵。
2. 請負型コンサルティング
コンサルタントが特定の仕事の一部又は全部を請け負い、責任を持って仕事を完遂する。一時的な専門性の高い仕事、マーケティングの調査・分析などの仕事が多い。クライアントも任せ切りでなく綿密な打ち合わせへの参加が必要。
3. アドバイス・コーチ型コンサルティング
(1)マネジメントに関するアドバイス(2)技術面のアドバイス・教育(3)意思決定支援アドバイスを行う。
 経営者・依頼者とコンサルタントとの強い信頼関係が前提。依頼元のビジネスや経営上の問題点を理解した上で的確なアドバイスが必要。
ここでは3.のアドバイス・コーチタイプのコンサルをお勧めします。理由は以下の3点です。
(1) 将来的に自社要員で、自力で全てを行う為にはコンサルの領域は余り大きくしない方が良い。費用も安く済む。
(2) 請負型では、システムがブラックボックスになってしまう。
(3) プロジェクト型は将来有効な型であるが、現在は未だプロジェクトチーム編成の見通しも立っていない準備段階である。将来はプロジェクト型が良いと思う。

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