営業マニュアル1

営業の自己啓発
2.下駄型の知識構造(得意分野は2つ持とう)
 以前はT字型の知識構造が良いと言われた。Tの横バーの部分は広く浅い知識を、縦バーの部分は深い専門分野を意味している。この専門分野を2つ作るのが下駄型の知識構造である。1つの分野だけに通じた人は、5万といる。しかし2つの分野に通じた専門家となると途端に1000人の単位になってしまう。例えばTOEIC800点以上で知的財産権のエキスパートとなるとそうは居ない。経理の専門家でITノウハウも専門家並という人もそうは居ない。

 1つだけでは安定しないし、いつその分野が不要にならないとも限らないからである。1つの得意分野が駄目になったら、またもう一つ柱を立てればよい。普通の人がボーッと過ごすところを一所懸命に努力すれば、1年もすれば一端の専門家になれる。5年も意識して頑張れば完全な専門家になれる。その時大切なのは「時流に合ったテーマ」と「新しいこれからの何処にも専門家の居ない分野」を選ぶことである。今ならばIT、知的財産権、ビジネスモデル特許、ナレッジマネジメント、eCRM、eマーケティング、インターネットセキュリティー、電子商取引、等々とテーマは幾らでもある。

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