営業マニュアル1

営業の自己啓発

 セールスにとって絶えざる自己啓発は生き残りのためにも必須である。何故なら自分の取り扱う商品もシステム化、ソフト化、サービス化が進み商品の内容も変りそれに伴い売り方も大幅に変って来ているからである。インターネットの普及は企業間取引(B to B)でも消費者への販売(B to C)でも中抜きが大変な勢いで進行中であり営業の要らない世界がドンドン広がりつつあるからである。

 それでは営業=セールスを生業(なりわい)としている貴方としては日頃どんな心構えで、どの様に自己啓発の勤めればいいのかについて1つの考えを示してみたい。

 ドッグイヤーと言われる今日を象徴するのは「急激な変化」である。変化に対する対応力は営業と言わず全てのビジネスマン、やや緩やかではあるが官公庁の人々を含めて全ての人々が持たねば、自己の存在基盤(アイデンティティー)が無くなってしまう大問題である。

 営業は企業の最前線であり企業が変る時一番大きく振れるのは営業部門である。変化に気付かずにゆったりしていれば「茹で蛙」になってしまう。

1. 世の中の動向の絶えざるウオッチング
新聞や業界専門紙、週刊誌などに目を通して、世の中の動きを絶えずチェックすること
2. 下駄型の知識構造(得意分野は2つ持とう)
1つの分野だけではなく、2つの分野に通じた専門家になること
3. 英語力
国内の日本企業に勤めていても、英語力は必要。少なくともTOEIC650点は欲しい
4. 情報リテラシー
オフィス製品を使って書類を作成したり、検索エンジンで必要な情報にアクセスする「情報リテラシー」は、英語と並ぶビジネスマン必須能力だ
5. 資格取得
今の仕事と関係のある資格を取得すれば何かと有利になる
6. 遠隔教育の機会
WBT(Web Based Training)などを使えば、忙しいビジネスマンでも自己研鑽ができる
7. 知的財産権(知的所有権)
知的財産権に対する理解と具体的対処は営業の常識

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